集英社コバルト文庫 きみと千年廻恋

著者名：真船るのあ【著】/二宮悦巳【イラストレーター】

集英社（2016/02発売）

• ISBN：9784086006590

内容説明

高一の小和田陸は、ある夢を幼い頃から何度となく繰り返し見てきた。やさしく抱きしめ、髪を撫で、キスしてくれる謎の男。彼は一体誰……と思っていたら、とつぜん“実物”が目の前に現れた！　朱鳳（しゅおう）と名乗る超美形生徒会長、しかもむりやり寮の同室で、あげくいきなり「おまえを千年追いつづけてきた」――!?　高校入学一週間目にして、過去も未来も大波乱!!　中華風運命流転的ＢＬファンタジー☆

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[風祭]

面白かった。身代わりではなく別個の人格で良かった。

2017/11/12

[かにゃめ]

攻めの恋人・紅燕の生まれ変わりという受けと転生した紅燕を追って千年も生き続けてる攻め。 自分を通して紅燕を見るのではなく、ちゃんと自分を見てほしいという欲求と、自我が消え紅燕になってしまう恐怖を抱く受けが切ない。全3回の雑誌連載作のせいかクライマックスが駆け足気味に感じた。 攻めの眷属の黒虎と白虎がかわいい。

2016/01/31

[本の虫]

読まなくてはならない状況になり、ここのところ集中的にBLを読んでいたのだが、真船さんの作品を読んで初めて、BL好きの子に対して「この主人公、女じゃダメなの？」と聞いたときに「成り立つんだけど、ダメなの」と言われた理由がわかった気がした。あくまでも、わかった気がしたということですが…。真船さんの描く男の子主人公は、抜群にかわいいんだな。女の子にありがちなウェットさがギリギリないラインで、女の子も普通に共感できる悩みを抱えているところが、高く支持される理由の一つかも。→

2013/01/27

[nono]

中華風運命流転

2014/01/08

[あさのつき]

タイトルの響きがいい。

2010/01/29