内容説明
知っているようで知らなかった色っぽいことわざ。「男心」「女心」を学びながら、すごい「言技」が身につく。野卑で卑猥で面白く、わかり易くて調子いい。江戸時代からの日本の諺のみを集め、笑いながら楽しく読めるよう、わかり易くユーモラスに解説した「ことわざ鑑賞」辞典。講談社86年「「言技」を楽しむ辞典」を再構成。
目次
出逢い―旅は道連れ世は情け
色恋―飛んで火にいる夏の虫
契り―とかく浮世は色と酒
浮気―ちょっと嘗めたが身の詰まり
嘘―根も無い嘘から芽が生える
別れ―会うは別れの初め
男の定義―色男金と力は無かりけり
女の定義―後ろ千両前一文
結婚―知らぬは亭主ばかりなり
縁―金の切れ目が縁の切れ目
喧嘩―ああ言えばこう言う
家庭・子育て―三つ子の魂百まで