内容説明
商品としての「茶」の流通とともに「もてなし」という文化行為が、イギリスや日本でどのように再評価されたのかを検討する。茶を中心とする人間関係から読み解く社会文化論。
目次
序章 日本の茶のルーツ、その謎に迫る
第1章 茶のグローバル化―文化としての茶、健康飲料としての茶
第2章 英国紅茶文化の成立を再考する
第3章 戦後大きく変貌した家庭と紅茶
第4章 日本の「茶の間」は甦るのか
第5章 日本の人間関係主義を考える
第6章 ホスピタリティーが二十一世紀の平和な世界を創る
終章 茶の文化と人間関係を大切にする生き方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
81
茶の心。ふれあいともてなし。 茶の間をはじめ、お茶にまつわるさまざまな切り口。 参考文献豊富。 本書を読んで、お茶で一番大事なことを忘れていることに気が付きました。2014/06/08
RYU
1
お茶。ほんまに深い。その広がり、その奥行き。お茶はアジアからヨーロッパ、そして世界に伝えられていった。単に新たなお茶という飲み物を紹介しただけでなく、もてなしの精神をも伝えていった。現代の日本文化、食生活にも思いをはせることのできる良著。お茶の精神をもっと知りたい。2011/08/14
のんき
1
お茶関係の本として読み始めたのだけど、確かにそうなのだけど、妻に先立たれたひとり暮らしの寂しさを解消する可能性を、人と人とを繋ぐ文化としての茶の復権に見いだしたいとする切実な心情が綴られた本でした。2009/09/05
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