内容説明
僕の名は酒井健一。Ｎ高校の一年生だ。不治の病の美少女との空想の恋物語を友達に喋ったら、クラス中の評判になり、学校にも行けず、とうとう家出する破目に……。それから僕の大冒険が始まった。現実の美少女と出会い、ニセ札づくりの事件に巻き込まれ、殺人が起こり……。これからぼくはどうなるんだ。美少女と自称美少年のコンビで綴る、青春ラブ・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
18
健一は自分の一学年先輩（この本の発売日（1983年5月10日）の翌日が自分の15歳誕生日）なので、とても時代がかった小説だった。2025/11/04
くらげ@
7
（☆☆☆）同級生についたウソが評判となり皆に応援されながら家出をすることに。そこから事件に巻き込まれていく展開はなかなか面白かった。2012/07/31
ゾロりん
3
思ってたのこっちだったかも。非常に軽いストーリー。中身まったくない気もするけど当時はこれが流行ってたんだよなー。昭和の香りも感じつつ。他の赤川次郎作品も読んでくか。2021/11/24
aoko
3
発掘した1冊。表題作のほか、短編2編を収録。自分がついた嘘をきっかけに事件に巻き込まれる。話がうまく展開しすぎてびっくりだけれど、楽しく読めた。短編2編は先を読める展開だった。2018/07/20
ペケコ
3
★☆☆☆☆ ::: 青春してる主人公達が、ヤクザの抗争に巻き込まれたり、女子高の覗き魔を退治したり、女装してゼミの模擬テストを受けにいったりする話。（笑）相変わらず、著者の破天荒で突拍子もない設定はすごすぎ。2006/01/10
