内容説明
天女のように美しい幽霊が毎晩恋人のもとへ通う「牡丹灯籠」。夫に殺された醜い妻の壮絶な怨念を、祐天和尚が加持祈祷で払う「累」。そのほか江戸を代表する怪談から珍しい物語を集め、わかりやすい現代語訳紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
87
本書は本邦において創作、もしくは大陸から伝播した怪談・奇談を現代語訳したもので5編の物語が収録されている。一段目『牡丹灯籠』のネタ本は一応、浅井了意の『伽婢子』であるが、原型は中国の『剪燈新話』を翻訳したもの。ニ段目『累 死霊解脱物語聞書』は、逆にこの話を題材に四代目鶴屋南北の『色彩間苅豆』や三遊亭円朝は怪談噺『真景累ヶ淵』の元ネタ。ちなみに語に登場する祐天上人は『日本霊異記』に登場する祐天と同一人物とされる。三・四段目『一軒家の怪』『青火の霊』は紀之助作とあるが、明確に判っていない。2016/06/23
sin
22
江戸とうたっているが収録作はちぐはぐな感じ、牡丹灯籠は雅で京が舞台か?時代は戦国!次の累は仏教の説話だらだら!拾い物は最後に収録の稲生物怪録!絵巻で見知っていたが文章で読むことで怪異が想像できて面白い。2013/08/16
k
1
一軒家の怪が分かりやすくて怖かった。牡丹灯籠は名前は良く聞くが初めて読んだ。2018/05/07
映画屋
1
現在、遺失物センターに有ります。週明け取りに行きます。 2014/02/13
Masayo Sakurai
1
表紙のデザインが良い本です。読みやすく楽しかったです。2013/07/14
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