内容説明
室町時代に京都で創業し、五世紀にわたり和菓子の最高級ブランドであり続けてきた虎屋。羊羹で知られる老舗の顧客は、歴代天皇や皇族をはじめ、将軍、大名、財閥や陸海軍、やがては大衆へと広がっていった。それはまさに、時代の中心の変遷でもある。虎屋の菓子を愛した人々と、その菓子を創り守った人々のエピソードを通じて十七代当主が綴る「人と和菓子の日本史」。
目次
第1章 御所御用を勤めて(御用菓子屋の顔ぶれ;後陽成天皇と秀吉 ほか)
第2章 将軍から財閥へ(寛永文化サロン;食篭と井篭 ほか)
第3章 和菓子が結んだご縁(聖一国師と饅頭伝来;西鶴と「虎屋のようかん」 ほか)
第4章 虎屋の人々(屋号の由来;先祖を探して ほか)
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