内容説明
なにげない日常から殺意は生まれる。取り違えた鞄に3千万円が。本来の所有者は何者かに殺された。着服したい男は、犯人を突きとめようとするが? (「殺意を運ぶ鞄」)。倒産会社の残務処理に追われ、ホテルの1室で憤死した男が最後に会ったのは? (「武士の情」)。悪意が醸成される都会の日常にこそ人生の陥穽(かんせい)が口を開ける。森村ミステリーの粋。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yu
14
日常にありえそうな犯罪を扱った短編集。 ちょっとできすぎ感は否めないが、タイトルで納得。 「因果応報」という言葉につきる。土曜サスペンス劇場が頭に浮かんできた(笑)。 何気ない日常から悪意が生まれた時、その人と周りの人々の人生は狂い始めるのだろう。2013/01/05
sadapon
6
読了 「マーダー・リング」 森村 誠一 約300頁に7編収録されている短編集です。それなりに森村氏の世界観が楽しめます。とても読みやすくちょっとした空き時間を潰すのに最適でした。各々凶悪事件ですが、身近に起こりそうな日常に溶け込んだ犯罪が描かれています。「悪行は必ず神仏に裁かれる」そんな感想を持ちました。2021/11/16
ひとり
0
あまり面白いとは感じなかった。
れなぞう
0
日常にまぎれる事件、ふとしたところからの事件との関連性・・・を集めた短編集だけれど、さらっとしすぎていて、都合良いことばかりな気がして、ちょっと物足りない。2010/02/23
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