内容説明
二年前に亡き父の事業を継いで以来、エリカは多忙な日々を送るはめになった。そのうえ、ブロンドの元モデルという経歴が災いし、タブロイド新聞の格好のねたにされる始末。このままでは世間の信用をなくしてしまう。頭を抱えるエリカの前に、ある日、救世主が現れた。濃いブルーの瞳の男性、エイモス・アバナシーだ。エイモスは彼女の悩みに耳を傾けたあと、きわめて冷静な口調で言った。「きみに必要なのは、ぼくのような夫だ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
9
ヒロインの亡くなった父は娘を愛していても本当に彼女を理解していたとは思えない。会社のイメージモデルを務め、立派に事業を受け継いでいるヒロインが自分を過小評価しているのは父のせい。確かに世間知らずな部分があったとしてもよく頑張っていたと思うもの。そう意味ではヒーローがすごくよかった。便宜結婚で同居していても見返りを求めずヒロインから目を離さず寄り添い、守ってくれた。いや、見返りというか、ヒーローが欲しかったのはヒロインからの愛情だけ。無理強いせず自分を求めてくれることだけだった訳ですね。いいお話でした。2014/08/01
びわ
5
コメディぽかった。けっこう笑えて面白かった。ヒーローが個性的だったかなあ。2014/09/19
akiyuki_1717
3
一風変わったヒーローだったが、ヒロインはかなり奔放で若干浅はかな感じ。父親の意見が合ってたのではないかと思う。それでもヒーローの甘さで補えた感があった。2013/04/15
ぽしょ
3
ヒーローがちょいひねくれた感じに優しいのがツボりました。ヒロインが自分で決めた設定を忘れて時々ちいさいけど軽率なミスをするところには、ホントに敏腕社長か？とちょっと違和感…。2012/04/06
りり
0
★★★☆☆あらすじ買い。巻末に『魅惑の億万長者』の冒頭が入っててびっくりした2015/09/08
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- 電子書籍
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