内容説明
この人がハンター・ラドクリフ……。野性味と権力を備えた彼には、狩人(ハンター)という名前はぴったりだわ。プリンセス・ルキアは大公妃の友人で実業家の彼に会って思った。だがハンターはことさら慇懃無礼にふるまい、表情には軽蔑すら見え隠れする。それでいて、ときおり熱いまなざしで見つめてくるのだ。どうして彼がそんな態度をとるのか、無垢なルキアには想像もつかなかった。ましてや、彼の友人を翻弄して死に追いやった冷酷な女と蔑まれ、挑戦しがいのある女だと誘惑を仕掛けられていることなど。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
どこを取っても中途半端で入り込めないまま終わってしまった。ヒロインがルカのことを十年以上恋してきたのに、あっさりと愛じゃなくて傷つかないために逃げてただけなんて、ちょっと飛躍しすぎでは…ヒーローに一目あったその時から肉体的にも惹かれたならその時点である程度気づきそうなもの。あっさり一度の関係で妊娠するのも、その妊娠を家政婦がヒーローに告げるのもいかがなものでしょう?ヒーローが十代の頃から感情からではなく、都合によって女性と関係を持っていたことと、自分に関係ないことで復讐めいたことを考えたヒーローも苦手です2016/11/02
suiu
0
これといったみどころの無い作品。 ヒロインが出ていきたいと思う気持ちは分からなくもないが、急にニュージーランドはおかしいじゃろう? 2013/08/03