内容説明
愛する人をとつぜんなくしたとき、どう生きたらいいのか……。今年のはじめに元気だった最愛の母を予告なしになくした著者は、思いがけない別れに直面した。取り戻せない時間、かけがえのない心のささえを失った悲しみ、ふいによみがえってくる故人の言葉やなつかしい思い出。愛する人をなくしても、変わらない日常を生きていくという現実。本書は、大切な人との別れを経験したすべての人を癒し、勇気づけるために、共感と励ましの言葉をふりしぼった中谷彰宏のメッセージブック。「空」――寂しくなったら、空を見よう。いつも、あの人が、あなたを見つめ返してくれるから。「永遠」――これは、永遠の別れではありません。これで、永遠に別れることが、なくなったのです。「ずっと一緒」――あの人は、遠くへ行くのではありません。あなたの中に入ってくるのです。だから、これから、ずっと一緒に、いられるのです。悲しみをとかす、こころの贈りもの。
目次
大切な人と別れる時に(空;ずっと一緒;すべての人の中に;人の何倍も ほか)
これから、いつも、一緒だよ。―天国に旅立った母(雪;夢;パワー;スケジュール ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みんと
4
大切な人を亡くしても、決して、どこか遠いところへ行ってしまったのではなく、あなたの中に入ったのだという言葉が癒される。出逢う人全てにも、魂が入っているのだと。別れは、とても辛く、悲しいことだという思いを、いつでも傍に居てくれていると考えるだけで、生きたりなかった分は、自分へのプレゼントなのだと思うだけで、しっかり生きなくてはという気持ちにさせてくれる。最後に、「さようなら」ではなく、「ありがとう。またね。」と言って別れたい。2010/08/09
なるときんとき
3
中谷さんがお母さまを亡くされた時のことを下敷きに大切な人と別れた時のメッセージを書いてる感じかな。肉体は借り物で魂は永遠。2018/01/28
ゆーらりや
2
ちょっと救われた。2015/05/15
芸術家くーまん843
1
大切な人と別れても私の中にいてまた会える?2012/03/11