内容説明
正岡子規から石田波郷まで、著名俳人25名の代表句を個性的な二人の俳人が自在に鑑賞。豊かな実作体験をふまえて多様な読みの可能性を秘める名句の真髄に迫る。知られざる俳人の境涯も俳句読解の魅力である。
目次
正岡子規
高浜虚子
飯田蛇笏
渡辺水巴
原石鼎
前田普羅
水原秋桜子
高野素十
山口誓子
阿波野青畝〔ほか〕
感想・レビュー
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3
行春やうしろ向けても京人形(渡辺水巴)鮎の背に一抹朱のありしごとし・蟻地獄松風を聞くばかりなり・ひつぱれる糸まつすぐや甲虫・空をゆく一とかたまりの花吹雪(水原秋桜子)七月の青嶺まぢかく熔鉱炉・ひとり膝を抱けば秋風また秋風(山口誓子)さみだれのあまだればかり浮御堂・牡丹百二百三百門一つ・鮟鱇のよだれの先がとまりけり(阿波野青敏)あはあはと富士容あり炎天下・祖母山傾山も夕立かな(富安風生)言ひつのる唇美しや春寒く・小包を解くやころころころと柿・夏布団ふはりとかかる骨の上(日野草城)2019/03/02
はるお
0
収録された句数は多くないが、一つ一つの俳句に、丁寧な観賞がつけられている。じっくり読みたい。2015/07/08
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