新潮新書<br> もしも義経にケータイがあったなら

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新潮新書
もしも義経にケータイがあったなら

  • 著者名:鈴木輝一郎【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2011/10発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106101243

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内容説明

「あー、もしもし、兄ちゃん? オレオレ。」と電話をかけてたら!――牛若丸とも言われ、現代でも人気の「源義経」は、“1192(いい国)作ろう鎌倉幕府”でおなじみ、鎌倉幕府を創設した「源頼朝」の弟。戦にめっぽう強く、数々の功績を挙げたが、兄・頼朝に嫌われ失脚した。その理由は……周囲の武士に嫌われていた、頼朝への釈明書がウザい、そもそも独断で決めすぎ…etc。そう、もしも義経が、社内営業ができてたら! 始末書の書き方を知ってたら! ケータイを持ってたら! 歴史に“もしも”をあえて持ち込み、更に現代社会に置き換えて解説。小難しい歴史が面白くてわかりやすい!

目次

第1章 旧体制平清盛―強大さの構築と維持の秘訣(平清盛の分断戦略・独占戦略・そして自己改革;なぜ頼朝、義経らは殺されなかったのか―巨大独占企業の自主的自衛策 ほか)
第2章 同族企業源氏一門の成長・頼朝の戦略・義経の戦術(もしも以仁王にファックスがあったなら―源氏蜂起から京都占拠まで;頼朝のマネジメント―敵を知ることと自分を知ること ほか)
第3章 義経の失脚―同族企業から大企業への転換期を知れ(『ホウレンソウ』は組織人の基本―義経最初の失脚;勢いあまって詰めまであまい―屋島合戦の強引 ほか)
第4章 勝者頼朝の安定戦略・敗者義経の敗北の美学(勝利者頼朝の恐怖と孤独;敗北者義経の人気―敗者の美学)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真琴

11
簡単に言うとホウレンソウは大事ですって話かな。でも、観点が面白かった。あと、『漢字が多いのでこの数行は読み飛ばして頂いて構わない』とか普通書かない様な事が書いていて笑わせてくれる。読み飛ばしていいのか(笑)楽しいビジネス書でした。2013/05/27

kor

2
数年前から読みたかった本。ようやく。鎌倉幕府を会社に例え、成長、人事、社内営業、ホウレンソウ、始末書に至るまでわかりやすく解説?されていて、成程と思う箇所が多々あった。腰越状は最悪の始末書というのがなんとも^^;正統派のフツーの人から見たら義経のようなギャンブラーは迷惑でしかない、関わりたくない、他所でやってくれと言いたくなる。でも逆に言えばそこが魅力的。何だかんだ言われても情に厚い熱い男。判官贔屓の私は更に義経が好きになりましたよ。2020/12/28

れじーな

1
歴史に関するものと思ったのですが、ある意味ビジネスに関するもの、でもありました。意外に面白かったです。義経の人気と裏腹に現実の人間として駄目なところをコミカルに解説してあって、「あー、こういうタイプ、私、苦手だわ」と結論付いてしまいました。ホウ・レン・ソウが出来ない義経。戦で気持ち良く戦うことに意味を見出す義経。俺様な義経。何となく陰湿な印象が強い頼朝(でもやっぱり陰湿だけど)や巨大な組織である平家の方が普通に思えてくるのが、逆に楽しかったです。2016/04/30

みょろん

0
ビジネスマンの本でした。報連相は大事だね。時々面白い所があった。2016/09/20

FK

0
軽いノリの新書。しかし、頼朝・鎌倉幕府についての見方など参考になった。 義経には彼なりの美学があったということだろう。しかし、果たして美男子であったかどうか?!/それでも弁慶たちに最後まで慕われていたことについては、それなりに魅力ある人間だったのだろう。 2005/08/25

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