内容説明
会社員から作家への転身――夢中で働いた広告代理店サラリー・ウーマン時代から一転、物書きとして日中ひとりで机に向かう淋しさを感じた頃。十代から詩や小説を書き続け、直木賞作家となり、今も多くの作品を世に送り出している女性の、もっとも変化の大きかった30代から40代をユーモアたっぷりに綴った名エッセイ。
目次
淋しき、転職(さりげなく、私 少し恥じらいもなく嘘をつく私 淋しき、転職 ほか)
青春は終った(「オールディーズ」の人びと 人生八十年時代のレトロ・ママン グルメの流れの片隅で ほか)
いつか、旅立つ(先生のピンクのシャツ 札幌聖ミカエル幼稚園 いつか、旅立つ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayu
8
会社員から作家へ転職を遂げた女性のエッセイ。情緒不安定に揺れ動く心情が読み取れる。でも、んー、私には合わなかったのか読んでてあまり入り込めなかった、、。途中からパラパラ〜と読んでしまった。ただ、自分で行けるとこまで頑張りたい、でも1人は寂しい嫌だっていう葛藤はすごく理解。私も20年後そんなふうに悩むんではないだろうか、、。2016/02/09
papipapipapeace
4
だいぶん年上のおばちゃんがくれたこの本。 この頃の藤堂さんと今の私とは同い年くらいですが、 少し大人に感じた。 まだまだです。 自分の中の変わってる自分を見つめ、認め生きていきたい。2022/07/19
non
0
('12-222)<興味ノ>というより、もう<趣味ノ>かな。さっぱりした藤堂さんをもっと知りたくて、でも思い入れ加減は低だから、発刊は気にしない。藤堂さん自身とご両親の好きなように飄々と生きる潔さや姿が気持ちいい。藤堂さんにとって本当に愛着のある職場だったらしいのは幸せだ。自分との一致や差異を楽しむ。話好き、人付き合いの円満であるというのは糧だ。と言うものの、まだ藤堂さんを上手く思い描けない。(30~40代の頃)2012/12/01
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