小学館文庫 釣りは天国（小学館文庫）

著者名：森下雨村【著】

小学館（2015/01発売）

• ISBN：9784094116328

内容説明

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雑誌『新青年』の編集長として、江戸川乱歩や横溝正史など多くの才能を育て、自らも人気作品を書いた名編集者森下雨村。52歳の若さで故郷・高知へ帰り、半農半漁の生活を楽しみながら地元の人々との交流を珠玉のエッセイにまとめた雨村。人生を二毛作ととらえ、過去の栄光にすがることなく自然体で生涯を終えた雨村の、質素にして贅沢な生き方は、目前に迫る大定年時代にも通用する普遍的な選択に違いない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Gen Kato]

内容うんぬんより、作者名に惹かれて手に取り、買ってしまった本。あの森下雨村の本が今どきなぜ！？　と。（版元も岩波ならまだしも小学館だし）　てらいのない、いい文章です。　

2014/01/14

[8]

森下雨村による釣随筆。皮肉で偏屈な釣人だけど、とにかく釣りが楽しそう。乱歩も横溝も出てこないが、ヴァン・ダイクも西洋アメリカの釣り事情の紹介者でしかない。

2023/12/15