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内容説明
「かっこわるいよ! だいふくくん」 しずまりかえった よるの しょうてんがい… わがしやさんから こえがしますみずまんじゅうが いいました 「きみは からだが こなこなで あたりを こなだらけにしちゃうんだ みてみて ぼくの このからだ つやつや ぴかぴか きれいでしょ」かしわもちが いいました 「きみは いつでも はだかだね みてみて ぼくの このはっぱ とても おおきくて いかすでしょ」…かしわもちに続いて、くしあんだんごもコンペイトーもだいふくくんをバカにします。ところが、そんな和菓子たちをねらっているねずみがいました。ねずみが和菓子たちにおそいかかったときに、自分の身を犠牲にしてみんなを救ったのは、なんとだいふくくんでした。闘って傷ついただいふくくんのからだの中から、みんなの憧れの的のいちごが姿をあらわしました。ほんとうのかっこよさとは何かを問い掛ける絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫 綺
86
かっこわるいよ!だいふくくん・・・ううん、すごくかっこいいよ!だいふくくん!!2015/04/11
かおりんご
35
絵本。終わり方が何とも切ない。大福君はかっこいいのだけれど、読み聞かせるかどうか検討。人は見かけで判断しちゃいけませんね。2015/05/10
たまきら
25
オカンの大福愛を逆なでするタイトルですが、オタマさん表紙が気に入りました。そして…なんと広い心の持ち主なの、このだいふくくん!さいごはほっとしたようなかなしいような。でもさわやかな最後の絵に納得できたような。大福ばんざい!2017/10/25
カナ@バンバンビガロ
12
かっこいいよ!だいふくくん2018/04/30
はな
9
かかくいさんのようなほんわかした作品だと思ったら、大まちがいでした。みんなに口々にバカにされてるだいふくくん、後半でそんなみんなのために身を挺してねずみと闘って… でもそのときのみんなの「ごめんね」と「ありがとう」をどうも素直に受け止められない私はたぶん変な子なんだろう。ラストもどうなの? いろいろモヤってしまうけどほんわかのんびりしているのよりは面白い。ちょっと後味が濃い本ですね。2014/03/31