中世勅撰和歌集史の構想

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中世勅撰和歌集史の構想

  • 著者名:深津睦夫【著】
  • 価格 ¥12,100(本体¥11,000)
  • 笠間書院(2014/11発売)
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  • ISBN:9784305702913

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内容説明

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鮮やかに浮かび上がる中世勅撰和歌集の歴史。新勅撰和歌集から新続古今和歌集に至る、勅撰集を形作る様々な要素を徹底的に比較分析。「十三代集」各集の特徴を把握し、その史的変遷の様相を跡づける。

目次

第1編 十三代集の史的把握(歌人構成
応製百首
詞書の叙述-助動詞「き」と「けり」の書き分けをめぐって
十三代集の政治性-賀部における慶賀対象者を手がかりに)
第2編 勅撰集各論(続後拾遺和歌集の撰集意識
増鏡における続後拾遺和歌集評価をめぐって
風雅和歌集序の思想-宋学の影響の可能性をめぐって
新千載和歌集の撰集意図)
結び 十三代集史素描

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinaba

1
☆ 大変面白かった。いわゆる十三代集、新古今以降に編まれた勅撰和歌集全部を通貫しての研究。俯瞰するための道具立てとして、和歌の文学的内容ではなく、割り切って世代別の入撰数その他の数的な切り口で分析していく。博士論文を元にしているだけあって非常に読みやすく、また既存の研究史への最大限の尊重と関連付けも心地よい。2017/10/27

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