ことばの由来

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ことばの由来

  • 著者名:堀井令以知
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 岩波書店(2005/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004309413

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内容説明

「どっこいしょ」とは何か、「べそをかく」とは何をすることか。
日常生活でなにげなく使っていることばや言い回しを取り上げて、その由来を丁寧に説き明かす。
ことばというものの思いがけない生い立ちに目を見張り、日本文化と深くかかわりながら変遷してきた日本語の面白さ、豊かさ、隠されている先人の知恵などを感じ取っていただきたい。

目次

はじめに―「私」から
第1章 「どっこいしょ」とは何だろう―ことばのできかた
第2章 べそを「かく」、あぐらも「かく」―ことばと日本文化
第3章 ことばの広がり、意味の広がり―ことばの変化
第4章 匂いと香りはどう違うか―ことばの住み分け
おわりに―「あなた」へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

15
ヤバいの元は、厄場。という事が書かれており、これが刷り込まれると、最近のヤバいは、実にヤバい使われ方に思えて仕方がない。全然肯定形の使われ方について。全然は否定形と習ってきたけれど、全然肯定形は、意外にも以前から使われていて、著者も戦時中に体験されているとの事。 2020/12/30

zoe

11
ヤバいの元は、厄場。という事が書かれており、これが刷り込まれると、最近のヤバいは、実にヤバい使われ方に思えて仕方がない。全然肯定形の使われ方について。全然は否定形と習ってきたけれど、全然肯定形は、意外にも以前から使われていて、著者も戦時中に体験されているとの事。 2020/12/30

Yohei

6
日本人の擬音語擬態語の感覚が、言葉となる瞬間を知ることができた。その感覚は昔の人達だけが持っていたものではなく、今の私たちにも通じるものである。手元に置いて再読したい。2019/03/12

ぬのさと@灯れ松明の火

4
言葉の由来について、項目立てて羅列している。類縁する語や、解説の展開からついでに出て来たような語も紹介されていて、面白い。2013/08/04

kaizen@名古屋de朝活読書会

4
岩波新書愛好会】「どっこいしょ」は、「どこへ」から来たという。 「ゆびきりげんまん」は、指切り、つまり、指をつめること、げんまんは拳万とかき、拳骨で万回殴ることだという。 知っていれば、面白いこともあすし、知っていると怖いこともあることがわかった。http://bit.ly/10CJ7MZ2008/11/05

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