内容説明
失敗は開発のチャンス――。国際舞台での敗戦がつづくなか、敗因の分析からすべては始まった。F2、DTM、インディ500と経験を重ね、ついに最高峰のF1に参戦。そして、強大な宿敵ミシュランに圧勝し、二十年前に喫した惨敗の屈辱を晴らす。タイヤ開発の苦闘、過酷なレースの内幕、F1の経済学、M・シューマッハーの素顔など、日本人エンジニアが描くモータースポーツの世界。
目次
ひよっこエンジニア
失敗に学ぶ
F2からDTM、そしてインディ
念願のF1へ
タイヤからレースを見る
F1の経済学
シューマッハーはなぜ強いのか
サーキットの四日間
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブック
7
ブリヂストンのモータースポーツタイヤ開発室長の浜島さんが、がF1に参戦していた頃のことを書き綴った一冊。私にとっては癒しになる内容だった。勝負に情熱を燃やし、世界のトップと一緒に仕事をする。その心構えは、現代の日本人に必要な素養であり、決して古くなることはないと思う。私自身はミカ・ハッキネンが好きで、当時はシューマッハが宿敵だったが、フェラーリがブリヂストン陣営になってからは、シューマッハの取り組み方の素晴らしさに脱帽した。なにせ、「あの」フェラーリを勝てるチームに変えたのだから。とてもいい一冊だった。2024/11/11
文章で飯を食う
7
タイヤ週間です。2016/05/06
jdrtn640
2
残念ながら今シーズンでブリヂストンはF1から撤退してしましたが、とりあえずお疲れさまでしたということで。そして、ノウハウが完全に失われる前に再チャレンジを!2010/12/22
hirooo
2
2時間で読み干した。いくら急を要する要事だっとはいえ、公道での追い越しでもいちいち車間距離数センチを攻めるシューマッハは、確かにタダモンじゃないと思った。…って、この本はシューマッハの話じゃなくて、ブリジストン・浜島伝説についての本なのだがw2010/06/10
Noboru
1
友人より借りて読了しました。ブリヂストンがF1タイヤを開発するに至る経緯や、技術的課題、資金繰りなど、多面的に浅く広く知ることができる1冊でした。2018/09/09
-
- 電子書籍
- 一歩から。 DLManiax
-
- 電子書籍
- 伊藤ミライ 自撮り写真集 グラビア学園
-
- 電子書籍
- ふつつかな父娘ではありますが【分冊版】…
-
- 電子書籍
- 大工と掏摸 質屋藤十郎隠御用 七 集英…
-
- 電子書籍
- エヴァンゲリオン ANIMA 2 DE…