ジョイ・ノベルス<br> 深追い

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ジョイ・ノベルス
深追い

  • 著者名:横山秀夫
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 実業之日本社(2014/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408504476

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内容説明

交通死亡事故の実況検分中に、被害者のポケットベルを拾った交通課警察官。死んだ男の妻は、昔の恋人だった。彼女は夫の死後も連日のように、ポケベルに晩の献立を送ってくる。「コンヤハ カレー デス」――。
ポケベルを返すに返せなくなった「制服警察官」が最後に気づく、真実とは?
地方都市の警察署を舞台に、組織に生きる人間の葛藤を描いた、比類なき警察小説。心に沁みる横山小説の真骨頂!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eeko

19
7話の短編集。警察官の日常をテーマにしている。どの話も本来の性質というか人柄というかそんな面がにじみ出ていて素朴な感じがした。その中でも『深追い』と『仕返し』がよかった(*^^*)2015/09/30

くまんちゅ

17
警察官として職務を全うする気持ちと、人として持っている欲や打算との葛藤が描かれているお話が多い印象。地方都市の警察署の閉塞感なども感じられるような作品で、一人の人間としての警察官らの感情が伝わってきます。2023/05/15

ひつじ

15
同じ地域で起こった七編の短編集。どの物語からもその市郊外の街並みが目に浮かび、人々の生活が生き生きと伝わってくる。それぞれの物語にはおそらく続きがあるのだろう。課題を残したまま、終わっている。マンション、電車、家々、車などの灯りが付いた窓をみるたび、いつも思う。灯りの数だけの人がいて、人の数だけ物語があるんだと。なんだか、そんなことを思い出させ、物語の続きをあれこれ妄想してしまう。そんな、7つの優しい物語。2014/02/18

ひろき@巨人の肩

14
Febeにて。三ツ鐘署を舞台にした短編小説。横山さんの警察官の人間描写力はさすが。どれも非常にリアル。「深追い」と「仕返し」の何とも言えない切なさが良かった。そのほか「引き継ぎ」「又聞き」「訳あり」「締め出し」「人ごと」。2016/12/05

みきりん

11
どの短編も読み応えある話ばかりで、さすがは横山さんです。 2019/05/05

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