内容説明
果たして「大坂の陣」とは何であったのか? すでに政権を掌握していた徳川家康は、なぜ「主殺し」の汚名を敢えて着てまで、豊臣家を滅ぼしたのか? その真相を真田幸村や後藤又兵衛など、戦いに身命を賭した武将らの姿を通して、誰にでも判り易く解明する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yukihiro Nishino
12
タイトルには「真説」とあるが、目新しい説を唱えている訳ではない。しかし、徳川側、豊臣側どちらか一方に偏ることなく多くの文献により「大阪の陣」とは何だったのかを考察した書である。「大阪の陣」に係る小説を読むための参考書として役に立つだろう。2016/04/20
Kumisuke92
9
興味がなかったが、真田丸のおかげで大坂の陣の面白さがわかってきた。豊臣方にチャンスがなかったわけではなかったということ、寄せ集めの豊臣方だけでなく豊臣恩顧を抱える徳川方も疑心暗鬼であったこと、どんな状況でもその中で最大限戦おうとした真田の凄さ、戦いの流れというのは戦ってみなければわからない、その流れは簡単に変わってしまうものであること等々、大坂の陣から学ぶことは大きい。1日で終わった関ヶ原より実はよっぽど面白いかも。高齢を押してまで大坂に布陣した家康には、それだけ豊臣家を恐れる理由があったということか。2016/12/23
かえるー@いくさ人
3
湯船でも読むので、もうボロボロです。それ位好き。2018/01/14
かえるー@いくさ人
3
お風呂の中でも読んでいるので、あり得ない位にボロボロになっています。2015/05/27
かえるー@いくさ人
2
お風呂でも読んでるので、すっかりボロボロに。2015/12/26