内容説明
九死に一生を得た経験から、ハリィは神に仕える道を選んだ。国際奉仕プログラムの一環として母国アメリカからパリに派遣され、今は双子のポールとモニークに英語を教えている。ある日、双子に誘われて彼らのアパートメントに行ったところ、まだ十八歳のポールに突然指輪を渡され、プロポーズされた。ハリィが動転しているところへ、イギリスにいるはずの双子の父親が帰ってくる。「息子をたぶらかしてどうする気だ？」双子の父親ヴァンサンになじられ、ハリィは激しい反発を感じた。なんて猜疑心の強い人。私はもう誰とも結婚することはないのに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romance_holic
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「薔薇のためいき」スピン（親友ギャビーのロマンス）2014/09/07
砂月周
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ヒーローのライバルポジションにヒーローの息子という、あまりないパターンだったので新鮮でした。復縁以外で成人間近な子供がいるというのも珍しいですが、ヒロインが子供たちの年齢に近いというのがちょっと気になった程度でした。家族を大事にするがゆえに身動きがとれなくなってるヒーローと、自身の身の振り方に疑問を持ち始めたヒロインのやり取りのじれったさ加減が良かったです。2012/05/18
