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内容説明
アルタミラの洞窟画から、モネ、水墨画、良寛・芭蕉、メトロポリタン美術館、ウォーホル、現代美術まで――時空を超えて美の本質をさぐる。二一世紀に生きるための芸術論。
目次
第1章 見るための美の誕生―アルタミラの洞窟画
第2章 「虚」と「実」の色彩―モネのさまざまな「睡蓮」
第3章 水墨で描かれた神―中国絵画の宇宙を旅して
第4章 私の日本美再発見―良寛、芭蕉、貫之、定家の自然観
第5章 美を通して宇宙をつかむ―ハドソンリバー派・美の騎士たち
第6章 死と美はひとつ―鎧兜にみる精神性
第7章 神なき時代の美―ウォーホルは何を描いたのか
第8章 二一世紀は美の時代―9・11を通して学んだこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
昼と夜
10
千住さんってウォーターフォールと某お山の大学の副学長。そんな浅いイメージだったので、ニューヨークで日本美を発見したフラットウォーターのエピソードや、ウォーターフォールの根底が知れて面白かった。『私が、私が、と主張して駆動させてかた世界。どこもかしことトレードマークのように自分のキャラクターを出すアーティストたちによって振り回されてきた二十世紀のアートシーン』より刺激的、自意識過剰な方向へ進む現代アートへの警鐘に深く頷けた。美とは何かとは私にとっては永遠に答えが出ない問題だな。2018/02/12
Yuji
6
ちょっとテーマがバラバラでまとまりがなかったように感じた。2015/11/28
Yasushi I
3
暗黒のアルタミラ洞窟に1万5千年前に描かれた生き生きとした動物の壁画からウォーホールまで、美の力が時代や民族を超え人類を豊かにしてきたことに感動した。エキセントリックであったり破壊的なモダンアートには人類が普遍的に感動できる美は無い。人の心を豊かにし、それぞれの個性を認め合える気持ちにさせる作品にこれからも沢山巡り会いたい。2019/01/23
087115
2
再読というか改めてKindleで読んだ。やや深読みというかこじつけというか物語的解釈があるものの、美を考えるには非常に良い機会となった。いずれ再読することになるだろう。2024/01/24
UMIUMI
2
アンディ・ウォーホルの下りが興味深かった。2017/11/09
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