内容説明
連歌は異質なものを出会わせ、思いがけない発想やイメージを生み出す装置である。連歌の成立と歴史、俳諧のながれ、近代連句論、可能性としての連歌、現代連歌の試みを論じる。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山がち
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連歌それ自体の解説を目的としたのではなく、あくまでも連歌の可能性を探った一冊である。初めて連歌に関する本を読む人に向けたものではない。ここでは、いわゆる俳諧や連句をも含めた付合文芸としての連歌が問題となっている。まず簡単に連歌を説明し、その後正岡子規らにより近代文学として連歌がどのように否定され、またどのような反論がなされてきたかを述べている。そして近現代の中においても連歌が文学としての可能性を持っていることを論じている。文学としての連歌の本質について迫ろうとする姿勢がひしと伝わってくる貴重な一冊である。2013/06/02
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