集英社文庫<br> 不敵雑記 たしなみなし

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集英社文庫
不敵雑記 たしなみなし

  • 著者名:佐藤愛子【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 集英社(2013/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087477573

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内容説明

凄惨な事件を嘆き、世間の腐敗を糾弾し、教育のでたらめぶりに憤怒の炎を燃やすアイコ先生の大音声。「せめて若者よ、まじめにやれぇ!」閉塞感と無力感に満ちた病めるニッポンに贈る、不敵な老後を生き抜くための知恵とユーモアに満ちたエッセイの数々。

目次

たしなみなし(素直な感性を 新正月風景 ほか)
そうして、ここまで来た(そうして、ここまで来た 無口のわけ ほか)
楽しみなような、怖いような(楽しみなような、怖いような 人は必ず死ぬのである ほか)
おもろうて、やがて悲しき(おもろうて、やがて悲しき 大人物中山あい子 野上照代雑感)
幽霊騒動てんまつ記(幽霊騒動てんまつ記 とにもかくにも私は経験した)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

460
うーん、高齢作家の「昔はよかった」エッセイ集。苦手なジャンル。わたしは歳とっても絶対言いたくないわ。だって今がいちばんだもの。遠藤周作との逸話はよかった。2023/09/20

ma_2

2
世の中オカシイ! 不正や非常識がまかり通るニッポン! 「ちょっとそれは間違いよ!」と怒る大人が少なくなった。 「言ってもどうせ良くならない」「面倒に巻き込まれたくない」「良い人でいたい」・・・ 確かにそう思うこともある! だが、それでいいのか?! 怒る時は怒らなければいかん!! 勤勉実直な日本人を忘れてはいけないと思い起こさせる本。 佐藤愛子の本を読むと元気になる。

イーイング

1
愛子さんとお呼びするのは失礼かな。でも昔から心の中で愛子さんと呼んでいます。愛子さんに叱られたい。叱られてウレシイとは、完全にドMですね。だけど不思議と元気が出るんです。これまで何度愛子さんに背中をどつかれたことか。最近また、愛子さんにどっぷりはまっています。当分、愛子節から抜け出せそうもありません。2016/10/26

sachi716

1
色々な媒体に書いた短いエッセイをまとめた本。テーマがバラバラなので構成にまとまりがなく雑多な印象だが、人物評と幽霊騒動顛末記はかなり面白い。「人生は気迫だ」2013/09/23

佐藤ゅ

0
「夫が妊娠を疑似体験」で、愛子先生は「妊娠出産は神から女性に与えられた使命である。男社会が作った不平等ではない」とおっしゃった。全くその通りで、男も゙女も゙それぞれ役割ってものがあるんじゃないかな~と私も思ったんだけど、このエッセイが書かれた時代から20年以上も゙たった今では、この話題は女性蔑視とか言われちゃうかもな〜。2024/08/26

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