光文社文庫<br> スパイク - 長編恋愛ミステリー

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光文社文庫
スパイク - 長編恋愛ミステリー

  • 著者名:松尾由美
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334737801
  • NDC分類:913.6

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内容説明

瓜(うり)二つのビーグル犬を連れた林幹夫(はやしみきお)と私・江添緑(えぞえみどり)は、初対面から惹(ひ)かれ合った。驚いたことに、飼い犬の名前も同じ「スパイク」なのだ。ところが再会を約束した日、幹夫は現れなかった。気落ちする緑に、突然、愛犬が話しかけてきた! 「ぼくは幹夫のスパイクだ」と。幹夫の消息を求め、一人と一匹の冒険が始まった――。不思議で切なく愛(いと)おしい、心に沁(し)みる恋の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

111
★★★☆☆19075 最初は とても素敵な恋愛小説だなぁと思って読んでたんですが、ん?犬が喋った〜!ただし可愛くない口調〜。やはりSFファンタジーだったか。。この作品、ビーグル犬を連れて散歩中の女性と、先方から来た同じビーグル犬を連れた男性がぶつかりそうになったところから始まります。で、なぜかその際に互いの犬が入れ替わってしまいます。実は、ただ入れ替わったのではなく、その付近は並行世界の壁が薄いらしく、こちら側とあちら側で入れ替わったと。しかも、それが原因で犬が喋れる様に。。凄過ぎる設定に凡人はびっくり!2019/08/16

papako

47
そっくりな犬を連れた異性とぶつかりそうになって。。。という平行世界のお話。うーん、設定とか平行世界に連絡する方法とか、ちょっとむりくりな気がしました。しゃべる犬もかわいくなくて。。。流し読みになっちゃいました。残念。2015/10/30

本木英朗

26
日本の女流ミステリ作家のひとりである、松尾由美の長編のひとつである。瓜二つのビーグル犬を連れた林幹夫と私・江添緑は、初対面から惹かれ合った。驚いたことに、飼い犬の名前も同じ「スパイク」なのだ。ところが再会を約束した日、幹夫は現れなかった。気落ちする緑に、突然愛犬が話しかけてきた! 「ぼくは幹夫のスパイクだ」と――という話である。ミステリは当然として、やっぱり恋物語だよねえ、うん。まあ、最後はどうなるのか? その辺も含めてよかったです、はい。またいつか読もうと思う。2022/07/24

momi

25
犬がしゃべったーー!瓜二つのビーグル犬を連れた「幹夫」と「緑」絶対に出会うことのない二人が出会ってしまった…。こちら側と反対側の世界。平行世界。惹かれ会う二人はもう一度会うことができるのか…!う〜ん。私は苦手な作品でした…。「緑」の、ある行動に「スパイク」じゃないけど理解出来ないし、ワンコの可愛さもイマイチだったし。愛犬家としては犬の表紙にかなりの期待をしたことがいけなかったのでしょう…。先入観なしに読めば良かったのかもしれはせん。2014/09/17

あゆみ

20
★★★☆☆ 喋る動物の話が読みたいとつぶやきこの作品を教えていただいたので購入し読了。平行世界の犬が入れ替わり人の言葉を喋り出すという不思議な世界観。 スパイクの喋り口調にかわいさは感じられないけど、失言を悔いて潔く謝るところや自分の主人を心配する健気さに好感が持てる。何となく予想していたとおり、オチが切ない。2016/05/25

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