クンダリニー・ヨーガの心理学

個数:1
紙書籍版価格
¥5,500
  • 電子書籍
  • Reader

クンダリニー・ヨーガの心理学

  • ISBN:9784422113227

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

ユングはなぜ、ヨーガを研究したのか?限られたメンバーのためだけに行なわれた濃密なセミナーへの扉が、今、開かれる。

目次

第1講 一九三二年一〇月一二日
第2講 一九三二年一〇月一九日
第3講 一九三二年一〇月二六日
第4講 一九三二年一一月二日
付録(インドの類例(一九三〇年一〇月一一日)
ハウエルのドイツ語講義におけるユングのコメント(一九三二年一〇月五~八日)
ハウエルの英語講義(一九三二年一〇月八日)
六つのチャクラの説明)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

52
ユングにより、限定されたメンバーに対して行われたクンダリニー・ヨーガの講義(1932年10~11月)を収録。ヒンドゥ教の根源的な生命エネルギーを意味するクンダリニーを含むタントラ・ヨーガの象徴学を通して真摯に意識の発達が論考されている。訳者は云う、ヨーガへのユングの視点は、サトル・ボディの心理学確立のため、東洋の精神的伝統に西洋のそれとの共通点を見出し、集合的無意識及び元型というユングの仮説に更なる証明を与え、西洋では失われた宗教的実践の中に心理療法の本質を探求することだと。難しかったが興味深かった。2021/05/23

roughfractus02

9
確かに、常に異質の何かである東洋思想をじかに取り入れることを戒める著者の言葉には東洋思想に対する誤解があるいう批判は多い。が、国や人を超える第一次大戦を経て、個人や文化を超える心理状態を古代から扱う東洋と出会い、個人や文化を超える無意識への思いを確固とする著者には、異質な東洋が必要だったようだ。本書は、人間の中の根源的な生命エネルギーを覚醒させるクンダリニー・ヨーガを、著者の仮説する集合的無意識の象徴解釈の身体的実践として参照し、キリスト教会によって善悪に分断され、個人に押付けられた無意識の再統合を図る。2021/06/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/240047
  • ご注意事項

最近チェックした商品