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内容説明
本当の意味で「仕事がデキる」ということはどういうことなのか──。 本書は「本当の仕事」とは何か? その意味を理解し、「仕事の仕方」を身につけるためのヒントを体系的に集大成した、プロフェッショナル・ビジネスマン必携の「仕事教科書」である。 仕事には二つのタイプがある。ひとつは決められた作業を黙々とこなしていくタイプ、もうひとつは、定められたテーマを色々と創意工夫を重ねながら実現していくタイプ。前者は仕事ではなく“作業”であり、後者こそ本来の仕事のあるべきだ。 日本の職場、特にホワイトカラーの職場では、この作業と仕事を混同し、与えられた日々のルーティーン作業をただ黙々とこなすだけで仕事をしたつもりになっているケースが非常に多い。本書は、あなたをこれら脈絡のない単なる“作業”から解放し、本来の「仕事の仕方」を身につけるための良い機会を提供するはずだ。
目次
第1章 仕事を支配せよ、主人公はいつも自分自身だ
第2章 「より大きな全体」に貢献せよ
第3章 「指示」には「復唱」、そして仕事をイメージせよ
第4章 コミュニケーション能力、「報・連・相」を徹底的に鍛えろ
第5章 困難を予知し、「相談」せよ
第6章 課題設定に全精力を注げ
第7章 目標には三つの意味がある
第8章 計画段階で目標達成を作り込め
第9章 タイムマネジメントに挑戦せよ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かー
1
だいぶ古い本だが、仕事の仕方という点で今にも通ずる本だった。仕事と作業との違いは仕事に対して自分自身が主体的であるかどうか。何のためにこの業務があるのかを自分の職場だけではなく、広く会社の中で意味づけをする。その中で自分が取れる最善の選択肢をとる。その前提の上で、上司から指示にはメモを取り復唱をする。必要があれば、その目的と期日を聞く。そして、必ず中間報告と完了報告を欠かさない事。現在、私がリワークで学習していることが書かれてあり、非常に勉強になった。2022/05/26
hira
0
2016/2/26「上司の知らない仕事の仕方」 仕事と作業の違いや、報・連・相の定義など、わかってるつもりだったことが、実行はおろか、理解すらできていなかった(仕事人でなく作業人だった)ことに気付かされた。日本はホワイトカラーの生産性が低いと言われているが、ようやく理由がわかった気がする。それほどまで自分は作業に埋没していたのかと反省。2004年の本なので最後は古めかしさもあるが、ここに書かれていることを突き詰めたら、相当組織が強くなって、すごいことになりそう。「すごい会議」と共通している部分もある。2016/03/02
issy
0
一生懸命仕事してるつもりが実は「作業」をこなしてるだけになってないか。同じタスクでも、やらされ「作業」でなく、自分なりに考えてアウトプットを意識して「仕事」として取り組むべし。もちろんそれだけではなく、顧客価値を創出する会社目標とリンクする課題を設定することこそが「仕事人」のあるべき姿。目標設定の際は、プロセスからゴールまでをイメージして計画を立てること。2013/10/18
haruki
0
仕事と作業はちがう。仕事は作り出すもので、自分が中心となる。作業は、指示に従ってただやる。昔上司からOperaterからCreaterへと言われてずっと考えていたが、なるほど。日本人は、作業人が多いと2012/10/02
khaosG
0
仕事とはタスクでなくミッションであると言うごく当たり前のことから入っていく。こういった入門書的な本は、自分で読む価値はないが、入社3年目くらいまでの若い人や、分かっていない人に勧めるのに良い。2012/05/12