プラチナ文庫 欲しがりな唇

著者名：藤森ちひろ【著者】/門地かおり【イラスト】

プランタン出版（2012/03発売）

• ISBN：9784829622582

内容説明

そんなに笑ってると、疲れないか」過去のトラウマにより、笑顔で本心を隠してきた実晴は、隣に住む官能小説家・黒川の一言が忘れられなかった。彼のことをもっと知りたい。実晴は、傲慢なまでに自信に溢れる黒川に惹かれていく。しかし、言葉の行き違いからベッドに押さえつけられ──「そんなに物欲しそうな貌して誘うなよ」黒川に触れられると、体が熱く潤んで疼き出す。なにより、触れ合う肌の温もりが心地よくて……？　いたいけな純愛。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[そらねこ]

官能小説家×トラウマ持ちケナゲ大学生　…結構なトラウマ持ちの受けで重苦しい割には、2人のラブな雰囲気で物語が進行するので読後感は悪くないです。案外グイグイ来る天然さが切なさと人恋しさを感じさせてホロリとさせられました。まぁ、そこに攻めはあれよあれよと巻き込まれてしまうわけですが♡ただなぁ…関係を持つ処が何故BLはムリヤリが多いのかなぁ…それが無ければもっと良かったのに…と思うほど案外いい話だった。

2016/08/15

[たろさ]

Kindle unlimited にて。面白かった！叔父からの性的虐待がそれほどではなかったのが救いですかね。まぁアヤシイ人になって暴力、包丁を持ち出す等アブナイ人になっていましたが。14歳年の差ありですが、二人のラブラブになっていく過程が好き。ちょっと誤解していきなり引っ越すとか言い出しちゃう取扱注意な受けが良かった。

2016/09/07

[あやた]

トラウマ持ちの子犬受け。プルプルしてる様子が門地イラストと相俟ってやたら可愛い。キャラが皆魅力的で良い

2009/05/02

[新人＠さぁーこ]

甘々のお話で、なんだか癒されました☆ストーリーは王道。官能小説家×トラウマ持ちの健気な大学生。門地さんのイラストも相まって、ショタ風味に見えた・・・。攻め受け、両方の視点で読めたので、お互いの心境の変化も楽しめたし、プラチナらしく、エロもガッツリで、最後までおいしく頂きました☆

2012/02/17

[紗杏]

変態おじさんとかいるけど、さらっと楽しかった。