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内容説明
『竜馬がゆく』『坂の上の雲』など、多くの人々の心を捉えて離さない司馬作品の数々―混迷の続く社会の中で、誇りを持って生きるために、今こそ日本と日本人を励ます司馬文学にその指針を求める必要がある。
本書は、「司馬文学は、日本人が“一人前の大人”になるための必須科目である」と力説する著者が、司馬作品の“読みどころ”をわかりやすく解説、その魅力を浮き彫りにした好著である。
目次
序章 大人の文学<br/>第1章 司馬遼太郎は文学観を革新した<br/>第2章 司馬遼太郎は歴史観を革新した<br/>第3章 ああ、この人間通<br/>第4章 日本という国―『街道をゆく』<br/>第5章 司馬遼太郎の余白