内容説明
内村鑑三の非戦思想が深化していく道筋を徹底して読み解くことで、その平和論としてのスケールを甦らせる。それは、戦後日本の進歩的平和論と20世紀末から横行する宗教原理主義を共に乗り越える唯一の方法だった。
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目次
第1章 「平和」論の虚妄
第2章 非戦論の源流
第3章 天然論
第4章 家郷論
第5章 「戦争神学」に抗して
第6章 平和という約束の地