日本経済新聞出版<br> 稲盛和夫のガキの自叙伝

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日本経済新聞出版
稲盛和夫のガキの自叙伝

  • 著者名:稲盛和夫
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 日経BP(2013/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532192495

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内容説明

度重なる挫折にもめげず、人一倍の情熱と強い信念を持って京セラを世界的企業に育てた硬骨の経営者、稲盛和夫の自伝。「経営は利他の心で」「心を高める経営」という独特な哲学、そして忘れがたき数々のエピソードを熱く語る。

目次

挫折越え夢追う
三時間泣き
ガキ大将の目覚め
弱気の虫が不運呼ぶ
焼け跡行商
罪滅ぼしの友情
おんぼろ会社
転職かなわず
対立、決断
血判の誓い〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちびbookworm

44
再読。著者の「生き方」と併読することをおすすめします。◆「生き方」は、成果を出す「マインド」についての本で、個人的には自己啓発系では名著だと思う。”考え方のヒント”+”著者の実例”がかかれてるが、情報(転機や企業史)が少ない。その点は、本書は、著者の人生が詳細に載っている。著者が多くの「転機、逆境、正念場にどう望んだか」がわかる。◆「今」からは想像もできなく、創業ベンチャーが軌道にのるまで、かなり泥臭い人生を進んでこられていることがわかる。 2025/05/17

maimai

30
挫折まみれの青春時代、同期がみな辞めていく程のブラック企業。そんな中心を入れ替えて懸命に仕事に取り組んだところ全てがうまくいきはじめ、京セラ、KDDIを立ち上げるまでになった伝説の企業家である稲盛さんの話です。著者の考えでは置かれた場所に関係なく目の前のことに懸命に取り組めば必ず道が拓けるです。熱意と誠実さがあればいつでも人は立ち上がれるのですね。何歳になってもその心は大切にしたいです。2016/05/16

Miyoshi Hirotaka

18
経営戦略は新しい分野。存在が判明したのは20世紀初め。60年代には儲かる市場で有利な位置取りをする考え方が主流。70年代になると日本企業が不利な位置からでも強みを生かして市場を制覇するようになった。稲盛和夫が率いる京セラが創業し、急成長したのはちょうどこの時代。技術や製品だけでなく経営の型にも次々に変革が求められた。その後、同社は本業のセラミックとは非関連の多角化に舵を切った。中には失敗したり、淘汰されたりした事業もあったが、変革の種はKDDIやJALで結実。経営のイノベーションの成果が大規模に伝播した。2021/06/05

Tadashi_N

15
技術だけではなく、出会いに恵まれることが、成功の理由。2016/02/12

よし

7
京セラ創始者の稲盛和夫の自叙伝。受験の失敗や大病など、むしろ逆境の連続とも言える生い立ち・・挫折ばかりの青春時代。ブラックリストまがいの会社を大企業まで発展させ、さらに、圧倒的不利の中、あのKDDIを成功させた氏。・・面白かった。痛快だった。薩摩の「チェスト」精神にあふれ、一方で、65歳で托鉢していく修業の日々、得度。まさに、「使命感(ミッション)、情熱(パッション)思想(フィロソフィ)」を体現した立志伝中の人だった。最近読んだ「東芝の悲劇」の歴代経営者の正反対。読後感は、とても清々しい限りだ。 2017/12/11

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