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内容説明
潔く散るか、執念で生き抜くか――。確固とした信念を持ち、それを愚直なまでに貫き通した武士たちの生き方が、現代に生きる人々の関心を集めている。それは、現代が乱世であり、彼らが生きた時代も乱世だったからではないだろうか。乱世をひたむきに生きようとしたサムライたちの遺した言葉やその背景には、私たちの生き方の参考になるものが多いはずだ。本書では、四十五人のサムライが遺した「辞世の言葉」とともに、その時代背景、人間関係などを描いていく。「辞世の言葉」は、その人の人生における総決算ともいうべきものであり、その人がいかに生きてきたか、いかに生きようとしていたかを示すものでもある。だから、「辞世の言葉」を味わうことは、自分のいのちをよりよく生きようとするとき、おおいに参考・指針になるはずである。
目次
第1章 達観、諦観に生きる(是非に及ばず―織田信長 見るべきほどの事は見つ。いまは自害せん―平知盛 ほか)
第2章 死を超えた執念(命を惜しむは、何とぞ本意を達せんと思うゆえなり―石田三成 当方滅亡―太田道潅 ほか)
第3章 天命に従う(ゆえなく人を苦しめたことはない―前田利家 行き暮れて木の下かげを宿とせば花や今宵の主ならまし―平忠度 ほか)
第4章 死して名を残す(かえらじとかねて思へば梓弓なき数にいる名をぞとどむる―楠木正行 浮世をば今こそ渡れ武士の名を高松の苔に残して―清水宗治 ほか)
第5章 人生の儚さ(露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことは夢のまた夢―豊臣秀吉 朝倉の家においては宿老を定むべからず―朝倉敏景 ほか)
感想・レビュー
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