角川文庫<br> ぬけぬけと男でいよう

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角川文庫
ぬけぬけと男でいよう

  • 著者名:内田春菊
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048735483

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内容説明

浮気を知っても別れようとはせず、僕をなじりつづける妻。
離れたいのに、つい深くなる恋人・萌実。
新しく結ばれた優しい摩夕。
そして何よりも大切な娘・橘香。
女たちの間を彷徨う僕は、なぜみんなが僕の好きにさせてくれないのかわからない。
不安定な日常と家庭生活、恋愛、性の不条理を鮮やかに切り取り、現代の男女をリアルに描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

colocolokenta

18
責任感の無いクズ男の身勝手な物語。女好きの男の存在を否定はできないが、女性のことをここまで馬鹿にする男というのは、読んでいて憎しみすら感じる。男同士であれば友情だなんだといって互いを尊重するのに、女性相手だととたんに欲求のはけ口にしか見ていない。女性の心を大切にしない、尊重しないということは女性差別だ。内田は女性の視線でそういったクズ男を描いたのか。難しいのは、そういう男を拒絶できず翻弄されてしまう女性の存在。1対1だと男の背景は見えず、愛してしまい苦しむことになる。不倫は男の方が悪い。2014/01/24

凛梨

5
いやー、最後まで読んでこんなにも不快な話もなかなか当たらないんじゃないのかと思う。もう登場人物の誰もが嫌だけど、男がマジでクズた。ここまで女を馬鹿にするかねという感じ。二度と読みたくない。と、思うぐらいの感情にさせられるのも、著者の心理描写のうまさなのか。まあとにかくムカムカして仕方ない話だった。2017/02/07

絵具巻

3
文京区立根津図書館で借りました。2017/02/06

でこ

3
女もずるいけど男もずるい。お互い騙しあってるくせに、いつだって被害者は自分で、嫌いになって、離れられなくて。そういう心理描写うまいなあ、内田サマ。2011/08/09

ぶ〜の@icon変えました!

2
ゲスな男が、不倫。 臭いでわかる!って凄い。...結局、妻の浮気はどうだったの?2017/01/02

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