内容説明
暑気に灼(や)かれる四龍島(スーロンとう)の夏。白龍(バイロン)屋敷で一緒に暮らしはじめた飛(フェイ)とマクシミリアンだったが、色街・花路(ホワルー)の束ね役で忙しい飛はなかなか屋敷に居着かず、それが不満なマクシミリアンは、飛に黙って夏の祭礼が近づく南里(なんり)に旅立つ。後を追いかける飛だったが、ふたりを待ち受けていたのは、気鬱(きうつ)にふさぐ南里主人の夏燐(シアリン)と、材木商を狙った連続火付け騒ぎだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっしー
0
紙書籍にて初読。
punto
0
追記。2008/08/04
栫
0
舞台は夏の祭礼が近づく南里。そこでは連続放火騒ぎが起きていた。初めて裁きを行った朱龍は塞ぎ込み、その日に拾った火傷のあとがある女に気を許していった。外伝3冊目。同棲スタートしたものの、忙しくてなかなか帰ってこない飛に白龍が気を引くために朱龍のお祭りに1人でお出かけ。そこからバタバタ騒動に巻き込まれるのはセオリー。でも白龍の出番はこらといってなし。飛がどんどん株を上げていく。朱龍にまで龍玉になって欲しいと言われる始末。いやぁ人間たらし凄いな。2024/12/08
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