講談社+α文庫<br> 江戸の殿さま全600家

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講談社+α文庫
江戸の殿さま全600家

  • 著者名:八幡和郎【著】
  • 価格 ¥817(本体¥743)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062568692

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内容説明

誰がえらかった!? どうして大名になれたのか!? どうして存続できたのか!? どうしてお取り潰しになったのか!? 移封(いほう)、加増、減俸は、どのように行われたのか!? 殿さま同士の隠された関係とは!? 幕末まで続いた300藩だけでなく、関ヶ原の戦いあたりを始まりにして途中で消えた藩を含む江戸全600家を網羅し、貴重な系図も満載。そこからは、意外な人間ドラマが見えてくる!!

目次

序 どうして時代劇は戦国時代からあとばかりなのか―日本的組織は信長・秀吉・家康の発明
第1章 織田家と松平家の創業物語に日本社会の秘密がある―中世の黄昏に尾張と三河ですべては始まった
第2章 苦労人信長の集めた実力派家臣団―生え抜き社員より中途採用優先
第3章 豊臣秀吉に仕えた武将と官僚―新しい経営理念が古参社員に浸透せず
第4章 徳川・松平家の御親戚集合―社長の子だくさんこそ繁栄の秘密
第5章 譜代大名の忙しい転勤―戦死者の子孫への手厚い配慮
第6章 関東武士の残党たち―武田武士や今川旧臣も積極活用
第7章 一族重臣の扱いに悩み続けた東北の名門―征服者たちの子孫がまた征服されて
第8章 大航海時代の夢に生きた西日本の豪族―鋭い国際感覚の遺伝子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

21
大名600家の盛衰を「信長ゆかり」など出自別に超ダイジェストで解説。錯綜振りが暴力団の抗争史に似ている。戦国経験者没後、子孫は「金持ちのボンボン化」して自滅が増える。家臣は「お家大事」のためバランスを崩す様な変化を避けがちとなり、問題の隠蔽・先送りが常態化して不祥事が頻発する。いずれも今の企業や個人に通じる話で興味深い。大河ドラマは誰も彼も超人として描くが、皆々人並みの欲望を持った凡人である。託される側と託す側が、互いに依存しながら蔑み合うスタイルは、この国らしいバランス法かもしれない。2017/12/24

kino

0
詳しく、また家系図がたくさんあって良い。2012/10/14

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