内容説明
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アタマの良し悪しは先天性なのか? 記憶力がいいことはアタマがいいことと同じだろうか? 丸暗記はほんとうに有効な記憶になるか? 心は心臓ではなくて脳みその中にあるのか? 物忘れはどのようにして起きるのか? 私たちが日夜悩む素朴な脳の疑問に、ベテラン脳生理学者がわかりやすく答え、「記憶」のメカニズムの不思議に挑む。覚える、忘れる、間違えるという機能の仕組みから記憶法まで解き明かす脳の活性化読本。どこでなにがどう「わかる」のか、知りたいあなたに奨める1冊。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハル
6
忘れる、間違えるがなぜ起こるのか。どうしたら防ぐことができるのか。それに悩まされ過ぎて遂に脳科学に着手。未知の領域も多い、難しいテーマだが分かり易く纏めていると思う。そして興味深く面白い。やっぱり生命って凄いもんだと感動する。脳は命が生き延びるために働く。わかる、覚えるは勿論、忘れる、間違えるも必要な機能として備わっていること。記憶、から想起するものは意識ある言語記憶で、筋肉や内臓の経験も非言語記憶として脳に刻まれていること。意外な事実に出会う喜びと興奮の読書。もう少し掘り下げてみたいテーマだ。2019/06/23