内容説明
競馬ではしゃぎ、ラスベガスで生まれ変わって、勝っても負けても至福の時。あなたは人生、楽しんでいますか? 誰のものでもない「自分の人生」を歩くあなたは、絶対「幸福」です―。愛と笑いの新・幸福論。
目次
第1章 幸福ってなんだろう
第2章 「勝者」と「敗者」の分水嶺
第3章 わが至福の瞬間!
第4章 素晴らしき「世界見聞録」
第5章 「不幸のない時代」の黙示録―私説「年齢八掛けニッポン社会論」
第6章 スペシャル対談 浅田次郎VS秋元康「現代ギャンブル的幸福論」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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29
こうして、ここ読書メーターで浅田氏作品を見てみると、小説はかなり読まれているのにエッセイはあまり読者が多くないことがあらためて分かりました。「勇気凛々、」などエッセイもかなり面白い人ではあるのですが。これまでにエッセイも数多く読んできたので、この本はもう、再読だか初読だかはっきりしませんでした。競馬について海外見聞について、あちこちで同じようなのを書いてますから。もう相当に前なので、当時の世相が分かるなと思いましたし、とにかく「ぶれてないな。」と思いました。さらに良質なエッセイも期待したいです。2016/04/22
金吾
28
浅田さんの考えが伝わるエッセイです。素晴らしき世界見聞旅行は面白かったです。競馬は興味ないなりに興奮はわかりました。2025/05/07
あまみ
15
(この文庫本でなく、ソフトカバーの方を読みました。) 浅田さんは競馬を好きなの(だった)を本書で、初めて知りました。日本のみならずフランスなどでも楽しんでいたのですね。肩の凝らない愉快になる内容が多かった。これを書いたのは「プリズンホテル」シリーズも書いていた頃だと思います。楽しく読んだことが腑に落ちた。 この後シリアスな作品を多く書かれておられるが、浅田さんの地はこちら(愉快になる)だと思った。2024/06/05
シュラフ
11
浅田先生の幸福論。日常生活における幸福とは、"足るを知る"ということ。また、日常生活での幸福を実感できない場合、"遊び"による非日常生活での感激を得ること。 ところで、『鉄道員』の乙松は幸福だったのだろうか?幼い娘の死、雪積もる夜の孤独死、ということを考えれば、乙松はどうみても不幸な男。だが、鉄道員という自分の与えられた職務を黙々と全うした乙松の姿は美しく感動的ですらある。 それを考えると、人の生き様とは幸福に生きるかどうかというよりも、"美しく生きること"の方が大切なのではないかと思ってしまった。2013/07/22
佐藤ゅ
7
20年以上前の浅田さんのエッセイ。浅田さんなりの幸福の定義がつづられ、競馬とカジノで盛り上がって、世界見聞録なる海外旅行(取材?)のお話は今読んでも面白い。息抜きにちょうど良かった!2026/01/26




