クリスティー文庫<br> 青列車の秘密

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クリスティー文庫
青列車の秘密

  • ISBN:9784151300059

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内容説明

走行中の豪華列車内で起きた陰惨な強盗殺人。警察は被害者の別居中の夫を逮捕した。必至に弁明する夫だが、妻の客室に入るところを目撃されているのだ。だが、偶然同じ列車にのりあわせたことから、事件の調査を依頼されたポアロが示した犯人は意外な人物だった! 初期の意欲作が登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんすけ

136
だまされたー!一瞬たりとも疑わなかった人が犯人だったわ。ポアロはやっぱりすごいな。そして控えめだけど大変魅力的な女性のミス・グレーも知性豊かでポアロとは別の線から真犯人にたどり着いていたのはさすがの一言。でもねデリクはないと思うの~。彼の性格は多分一生治らない部類の物だから恋が愛に代わりそれが日常へとシフトしたらきっと又病気が再発すると思うわ。いい味をだしてたのがレノックス。彼女ってとても魅力的だと思う。知性のきらめきも感じるし数年後が楽しみ案件かもしれない。今回は窃盗と殺人というW犯罪に惑わされたな。2026/04/15

れみ

134
豪華列車“ブルー・トレイン”走行中に強盗殺人事件が発生。警察が被害者の夫に容疑をかけるなか、この列車に偶然の乗り合わせていた名探偵ポアロのたどり着いた真犯人とは…というお話。あとから思えば真犯人にたどり着くためのヒントはちゃんと提示されていたし、なんとなくそこに引っ掛かりを感じてたのにサラッと流したり全然違う人を疑ったりしちゃってた^^;オリエント急行のときもそうだったけど電車の事件のときはヘイスティングズは登場しないんだなあ。そういうところでシリーズのなかに変化をつけたり、旅=非日常をしているのかなあ。2018/03/09

🐾Yoko Omoto🐾

128
再読。今作はクリスティが私的に様々な問題や悩みを抱えていた頃の作品で、本人自身が気に入っていないことで有名。呪われた運命を持つルビー“火の心臓”をめぐり、そのルビーに関わった人々の思惑が交錯する中、ブルートレイン車中で殺人事件が起こる。フーダニットの意外性は面白かったし作品の雰囲気も好きなのだが、元々短編であったものを無理に長編にしたものだそうで全体にやや冗長な印象。タイトルになっている割に捜査はほぼ列車外となっている点や、殺人の発端となるルビーの扱いがキーアイテムというほど重要ではなかった点など→2015/04/30

106
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/05/post-15442d.html やはり長編になった分、話しが膨らんでいました。2021/05/19

ゆのん

104
ブルートレインでの殺人。乗り合わせていたのはポアロ。今回の話では若い女性(ポアロから見て若い)が3人登場する。若く、賢く、行動力のある女性にとっても優しいパパ・ポアロ。時代は引退したとは言え、まだまだポアロの素晴らしい功績が威光を放っている。物語には遺産を相続した女性が登場するが、彼女が住んでいた場所がセント・メアリ・ミード村!この村にはミス・マープルが住んでいるのだからアガサファンのワクワク感が増す。3度目の再読になると冒頭を読んだだけでトリックも犯人も思い出すがそれでも面白く読めるのだから素晴らしい。2021/01/07

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