妻の恋 - たとえ不倫と呼ばれても

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

妻の恋 - たとえ不倫と呼ばれても

  • 著者名:大畑太郎/川上澄江
  • 価格 ¥523(本体¥476)
  • アストラ(2012/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784901203241
  • NDC分類:367.2

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

私の大きなおなかに顔をつけると、何度も優しくキスをしてくれたものでした。時々セックスをしている最中におなかの子どもが動くと、こう話しかけたりもしてくれました。「早く出ておいでよ」2人の関係は出産前後の1ヶ月を除いて、彼が帰国するまでずっと続きました。私は生まれたばかりの娘を抱っこひもで抱いて、電車に乗って彼のアパートに行きます。そして娘が昼寝をするのを見はからって、彼と抱き合うのです。(本書より)結婚・出産・離婚を経験した女性記者と、既婚女性と不倫経験のある独身男性記者が3年がかりで総力取材。

目次

第1編 Stories on his account―「勝ち組」だったはずの私が抱えた空洞を埋められない(父の面影が見えてから始まった夫の暴力、車とメールがもたらした大好きな今の自分;自分自身が嫌っていた女だと知ってから、大人同士の改めての出会いだと悟るまで;もう夫から愛されることはない、私の心のなかの積み木は音を立てて崩れた;生活スタイルを守るためだけの結婚、彼氏は人生観を変えてくれた;離婚した夫はいい人だったけれども、8年間の結婚生活は「女」をやめていた ほか)
第2編 Stories on her account―夫婦が向き合えなくなった時違う生き方が見たくなる(セックスの途中で目を覚ました娘のオムツを替える、ひどい妻?でも成長のワンステップだった;離婚した夫に抱く復讐に似た激しい想い、本来の自分を創るためにもう一度広い海へ;いちばん好きな人から永遠に認められない、その苦悩が恋愛体質を呼び起こす;恩師でもあった高校教師の夫と別れ、職場のオーナー経営者と再婚するまで;結婚と恋愛は別物だから互いに恋をする、夫婦といえどもやむを得ない)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

こさかいじゅん

1
男性目線と、女性目線で書かれている本作。面白いな、と思ったのが、男性の「取材は自らの経験から始まった」「どうして彼女が私と浮気をしたのかだ」という著者の独白。女性の著者のほうは、浮気され、離婚された立場から、良くも悪くも激しく感情移入して取材対象に迫る。謎だらけの主婦の闇。だが、ふたりとも「なぜ妻が恋をするのか」の答えは結局出せない。それはたぶん、当事者である「妻」自身が最もわかっていないからだろう。扇情的なタイトルだが、内容は硬質。続編があれば読みたい。2010/08/06

まつ

0
「レンタル彼氏」の隣にあったので読んでみた。不倫している様々なケースをつまみ読みするにはよいのかも。「たとえ不倫とよばれても」とサブタイトルにあるけれどそんなに思いつめる「本気」のようなものは感じられなかった。2015/03/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/628769
  • ご注意事項

最近チェックした商品