クラシックと日本人

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クラシックと日本人

  • 著者名:森佳子
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787271846

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内容説明

厳格、荘厳ゆえに理解不能―。私たち日本人の前に幾重にも立ちはだかるクラシック=難解というイメージの壁を乗り越えて、「本当の理解」という到達点への道筋を照らし出す。
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目次

はじめに

第1章 クラシックは私たちになにを伝えたいのか
 クラシックのすそ野
 クラシックの本道
 「厚塗り、厚化粧」と「あっさり、さっぱり」──二種類のクラシック
 クラシックの金字塔、ロマン派の音楽とは?
 人間そのものをドラマチックに描く音楽──ベートーヴェン、ベルリオーズ、バルトーク
 人間そのものを描いていない音楽──バッハ、ドビュッシー
 なぞの古典派──ハイドン
 クラシックは進化しない

第2章 日本人がクラシックをやるということ
 西洋人とちょっと違うかもしれない、日本人の趣味
 ヴァーグナー崇拝
 「通」好みのブルックナーの神髄
 『第九』と日本人
 日本人のクラシック音楽家
 「和製」オーケストラの限界
 日本のクラシック環境とマネージメント
 芸術文化財団
 私自身のこと
 クラシック評論は難しい
 本当のクラシック評論
 日本のクラシック評論
 音楽とジャーナリズム

第3章 クラシックが「わかる」ということ
 いい音楽との出合い
 芸術としての音楽
 クラシック音楽とはなにか
 クラシックにチャレンジしよう──第六感が大事!
 クラシックと感動
 私はどんなふうにクラシックに感動したか

おわりに──クラシックをはじめて聴く人へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

16
★★★★いつ聴いてもパッと馴染みやすいポップスと違い、クラシックは聴き手にある程度の知識をもって能動的に聴くことを求める、襟を正して聴く音楽だと著者はいう。元々輸入されたものであるクラシック音楽が日本人にどのように受け入れられてきたか、日本人に人気の作曲家が偏っているのはなぜか、クラシックに親しむにはどうしたらよいのかが書かれている。よくある名曲解説とは一線を画した音楽論で、読みごたえがあった。2016/01/18

ニョンブーチョッパー

0
2007/06/15

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