新潮新書<br> 男の引き際

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新潮新書
男の引き際

  • 著者名:黒井克行【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 新潮社(2012/01発売)
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  • ISBN:9784106100741

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内容説明

一生のうちに同じ局面は二度とやってこない。たった一度の判断が、評価を大きく左右する。それが「引き際」だ。では、引き際を見事に飾れた人と誤った人は、何が違ったのだろうか。完全燃焼できるまで頑張る、一つのことを成し遂げたことでけじめをつける、過去の実績とは全く関係ない世界に新たに挑戦する――。6タイプ9人の引き際にまつわる物語をひもときながら、男にとって引き際とは何かを探る。

目次

第1章 完全燃焼―江夏豊・寺尾常史
第2章 哲学―本田宗一郎と藤沢武夫
第3章 転身―堀田力
第4章 けじめ―鐘ケ江管一
第5章 惜しまれて―池永正明・荒井注
第6章 挑戦―小出義雄
第7章 晩節

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

18
引退をするのも力が衰えた末に決断するのもあれば、新しい道を選ぶ為に敢えて引く道もある話。ある程度知っている人物では寺尾関の話は最近亡くなった事もあり印象に残るが、あまり知らなかった人物では雲仙・普賢岳の噴火の際に島原市長であった鐘ヶ江管一氏のエピソードであろうか。2024/02/02

HH2020

3
◎ 書名は「男の引き際」だが、最初に登場するのはなんと山口百恵である。弱冠21歳という若さでスターの座に登りつめた彼女はすべての栄光を捨てて芸能界を引退した。鮮やかな引き際であった。一方、燃え尽きてぼろぼろになるまでやった人もまた立派な引き際として紹介している。しかし本書の真価は、最終章で田中角栄や渡辺恒夫などを失敗者として取り上げたことにある。彼らは引き際を誤り、それまで積み上げてきた功績を台無しにした。人生、最後は引き際が大切なのである。もし改訂版が出るならば、黒川弘務を最終章に推薦したい。2011/06/22

キリ

0
エピソードは面白いけど構成が微妙。もうちょっと上手いこと料理してほしいなあ。2014/06/07

ちゃんさん

0
第一線から退くと言うことに色々な考えが存在するのだということを知ることができた。この本で取り上げられている方々は本当に綺麗に引退していると思った。2012/09/02

てんぐ

0
私は野球が好きなので江夏さんや池永さん目当てに読み始めたが、どの章も面白く読み応えがあった。引き際を見極めるって、人生で最大のテーマかも知れない。2012/05/11

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