- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
65歳を迎えたとき、脳萎縮症に出合った著者は、それまでの生活を一変した。大脳生理学者の第一人者として一日中研究に没頭し、夜は学生たちと共に酒盛りに明け暮れる――。こんな生活が20年間続けば医者でなくとも尋常でいられるはずがない。このままでは、ボケ街道まっしぐらである。そこで一年間の断酒を決行し、ジョギング、水泳、ウオーキング等々エクササイズを始め、食生活にも気を配った。現在喜寿を過ぎ、同世代より若いといわれ、毎日を快感と共に暮らしているが、実践している健康法とはいかなるものなのか。人間は他の生き物と同様に老いていくものではあるが、そのスピードを遅らせることはできるはずである。知らず知らずのうちに、あるいは意識的に脳と体を鍛え、その若さを創り守る方法を紹介する。
目次
第1章 不老学入門序説―不老を阻むもの(人体チュービズム論;みんなが恐れる動脈硬化はどのように起こるのか;糖尿病の恐怖;ガンは、どのように予防できるか;人間が喜び、脳と体は喜ばない栄養とは)
第2章 情緒は不老の合言葉(情緒をとり戻せ;不老の探求;感動できる人間は不老なり;「愚かなヒト(ホモ・スツルツス)」から脱却するために)
第3章 性は生なり、生は脳なり(不老の生き方に秘訣はあるのか;二十世紀末私の人を騒がせた四人の女たち;老いない脳、柔らかな脳;人間にとってワイセツとは何か)
第4章 快老時代をゆく(感性;音楽;挑戦;自然と親しむ;生きる)
終章 本能を衰滅させるな(大脳辺縁系をのぞいてみれば;「快楽と快楽」不老の探求へ)
-
- 電子書籍
- チョ・ドンギル~拳で語れ~【タテヨミ】…
-
- 電子書籍
- 姉が剣聖で妹が賢者で(ポルカコミックス…
-
- 電子書籍
- 二度と忘れない! イラストで覚える 大…
-
- 電子書籍
- 今解き教室 2020年5月号[L1基礎]
-
- 電子書籍
- アンフィニシュトの書 悲劇の物語に幸せ…