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内容説明
ジムのトレーナー時代に著者が出会った怠惰で憶病な練習生達。彼らを、戦のない時代、暇に任せて刀を磨くばかりだった「武士」に重ね合わせ、闘いたい(が怖くて闘えない)男たちの心理に迫る。
目次
第1話 口太郎
第2話 むちゃくちゃ
第3話 握りこぶし
第4話 かたぶつ
第5話 蚤
第6話 ドラゴン
第7話 神様の悪戯
第8話 努力に勝る天才なし
第9話 夢と希望とボクシング
第10話 南国風車打法
第11話 人生の帳尻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケンサク
1
「ボクシング」と言えば、一般的には華やかな世界タイトル戦を思い浮かべるのだろうが、本質的には名も無き4回戦ボーイたちの戦いにこそ魅力があるんじゃないかと思う。どこにでもいるようなその他大勢になぜか目を奪われてしまうのは、彼らが等身大で、あまりにも普通で、余計に自分を重ねてしまうからだろう。この本の舞台は弱小ボクシングジム。華やかな展開はなく、登場するボクサーたちからはまったくと言っていいほど才能が感じられない。けれど、彼らの息づかいが確かに感じられて、無性にボクシングが見たくなった。 2012/04/18
黑猫
0
2008年9月26日読了2008/09/26
りょう
0
実際にボクシングのトレーナーをやっていたことをまったく知らなかったので驚いた。ボクサーとしては皆トホホな面子揃いだけど、それでもどこか見捨てられない一瞬の本気、頑張りたいけど頑張れない、でも頑張りたい、そんな思いが垣間見え見放せない。ゆえにそれを見守る筆者の視点もどこかあたたかい。少し離れた目線で物事を見つめる筆者のほかの作品とはちょっと違う印象だけど、これはこれで好き2012/10/17
sizuku
0
普通のボクシング本と全く違う展開でおもしろかった。練習嫌い、弱い、新開ジム。このゆるーさが高橋氏だよなぁと妙に納得しちゃいました。まぁいつものルポのが好きですが。2010/03/12
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