内容説明
ファルコン・ハウス――まるで城のように巨大な屋敷!親友モリーの招きで彼女の兄サムの家を初めて訪れたとき、クリスは茫然として言葉を失った。出迎えに現れたサムはひどく無愛想で気難しそうな男性だった。モリーが到着するまで、こんな人と二人きりで過ごさなければならないなんて……。サムは自分についてなに一つ話そうとしなかった。なぜ隠遁者のような生活を送っているのか見当もつかない。あまりにも謎めいている。クリスはその謎を解き明かしたくなっている自分に気づいた。■ハーレクイン・イマージュの代表的作家キャロル・モーティマーは、これまで100作以上を執筆しているロマンス小説の大家です。世界中にファンを持つ彼女の作品をどうぞご堪能ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
15
ひゃ~、こんな簡単でいいのか...2017/04/08
糸車
6
普段からシリーズとかスピンオフとか気にしないで読んでいるので、あれ?なんか知っている名前が次々・・・と首を傾げながら読み、ヒーローの妹の名前でやっと「憂鬱なクリスマス」の前にあたるお話だと気づいた。登場人物が牧あけみさんの絵で再現され、これっていいのか悪いのか。ラブラブだった彼らがこんなにぎすぎすしていたなんて信じられない。・・・というか、ヒーローの言動が唐突に思えてえっ、いきなりなに?どこか読み飛ばしてしまったかと悩んでしまった。愛する人たちを次々亡くしてしまったヒロインの胸の痛みを思い、辛かったわ。2014/04/02
ぱんだのぷうさん
1
無料電子書籍。一年前に夫半年前に両親を亡くし傷心のクリスと十年前のスキャンダルで隠遁生活をしているサム。サム義妹が友人のクリスをサムの家で会おうと招き出会う。お互い料理家脚本家として有名だが、何も知らず何も話さないまま惹かれ合う。名前、職業がわかったが誤解したままサムの元を去るクリス。1ヶ月後クリスのレストランに入っていた予約はサムの父の誕生祝い。サムが入れた予約だった。再会しお互いの気持ちを確認し合う。…サムがクリスに惹かれたのがいつどこ?最初?そこのあたりがわかりずらく入り込めなかった。普通。2013/06/17
てん・ゆう
1
新婚3ヶ月で愛する夫、その数ヵ月後には両親を亡くしたヒロイン。とても辛かっただろうけど、ヒーローに会えて良かった。2013/01/07