内容説明
だんなの出張をいいことに旅に出かけた主婦るえか。門前旅館でだらけていたら、どういうわけか、だんなから不審な声で不審な電話が。なんでも物凄い土産があるというのだが――。史上最弱の主婦にして気鋭の書き手・青木るえかが、旅したり食べたり読んだりうろたえたり、の日々を縦横無尽に綴る! デビューエッセイ集『私はハロン棒になりたい』に書き下ろしを加えた充実の一冊。
目次
主婦とだんなの生活(主婦と入れ歯 主婦と行商 ほか)
本の生活(「渾身の官能巨編」を読みたかった日々 山口文憲『日本ばちかん巡り』が読みたい ほか)
主婦の旅ぐらし(台風とあんどんの旅 武田百合子と洋菓子の旅 ほか)
主婦の旅ぐらし 武生編