内容説明
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フィヒテとの対話ならびにヤコービやシェリングとの批判的対決を通じて、生きることと哲学することの合一の可能性、人間の真なる生の実現と哲学的思惟の徹底をひとつに結びつけることの可能性を、超越論哲学としての知識学の自覚的構造に求める画期的論考。
目次
序論 フィヒテ知識学の根本特徴
第1章 哲学的思惟の根拠づけ
第2章 哲学的思惟の根源性
第3章 ヤコービのフィヒテ批判
第4章 精神界の綜合
第5章 絶対知の分析
第6章 超越論哲学としての知識学
第7章 フィヒテの生命論
終章 像形成の生に対する関係