内容説明
六年前、瀕死の重傷を負ったサム・ダンディーを見つけ、みずからの癒しの能力で救ったときからジニーはかなうことのない恋に身を焦がしていた。あのとき心にも傷を負ったサムは恩返しを誓いつつも、彼女の愛を受け入れることなく去った。だが超能力者であることを騒がれ、身の危険を感じる今のジニーは警備会社を営むサムに頼らざるをえない。SOSを聞きつけて現れた彼に胸を高鳴らせたが、その冷たい言葉は彼女の淡い願望をこなごなに打ち砕いた。「ぼくがここにいる理由を勘違いするな」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや
1
2004.5.10 ヒロインが苦手(笑) 彼女の行動が原因だろっ!ってトラブルが多々。あかんな、このヒロイン、あかん・・・と思いつつも読んでると・・ヒャーーーーッ!!最後にそれかっ!爆 泣いてしまいましたがな。話は普通だったんだけどね、、ソレがね。
akiyuki_1717
1
シリーズ物。ヒーリングの力を持つヒロインが、脅迫を受け、ずっと心を寄せていたヒーローが警護に就くんだけど、ヒロインの強情さと、ヒーローの偏屈さで、感情移入しにくかった。ビバリーさんには現実的なストーリーの方が合ってると思う。好きな作家さんなのに、残念。★★2014/03/10
アカツキ
0
ヒロインはテレパスで、人の痛みを自分に移す超能力者。ヒーローは警備会社の経営者。ヒロインの過剰な自己犠牲精神、ボディガードであるヒーローの言うことを聞かない身勝手さが苦手。船上で二人が躍るシーンはとても素敵だった。2018/10/06