内容説明
アパートの一室から出火、中から若い女性の焼死体が発見される。放火による犯行で、しかも被害者は生きたまま、焼き殺された──。中世の魔女狩りを彷彿とさせる事件を知った広也は、その女性が自分の元・恋人であることに驚く。就職浪人中で頭があがらないのをいいことに、テレビ局員の姉から強引に捜査に協力するよう頼まれ、しぶしぶ引き受けるが、その最中で思いがけない元・恋人の素顔を知ることになり……。せつなさと殺伐、樋口ミステリーの真骨頂。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すたこ
9
★★ちょっと苦手だった。ダラダラとしていてミステリー感がなく、飽きてしまった。残念。登場人物もあまり好きじゃない。2024/06/07
蕭白
7
久しぶりに再読したので初読のように楽しめました。2020/03/28
papako
7
『ピース』から他の作品を読んでみようと選びました。うーーーん、不思議な文章だった。まぁ、想定内の結果だけど楽しめたかなぁ。みかんちゃんがよかった。でも、ちょっとあわない作家さんかもしれない。。。2012/11/22
背番号10@せばてん。
5
2004年5月31日読了。2004/05/31
ぐるん
4
面白かったけど、主人公とヒロインのタイプがいつも似てると思ってしまった。2012/06/25