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内容説明
日露戦争開戦100年にあたる今年。日露戦争は、小説の世界だけではなく、テレビや雑誌など、様々なメディアで取り上げられ、ちょっとしたブームになっている。その中で、必ず取り上げられるのが英雄たちの軌跡。東郷平八郎の決断、児玉源太郎の鬼謀、秋山真之の洞察力など、大国ロシアを相手に一歩も譲らず、日本に勝利をもたらした男たちの活躍は、現代に生きる私たちに大いなる勇気と感動を与えてくれる。ところが「その後、彼らは一体どうなったの?」と聞かれると、意外と答えに困る人も多いはず。本書は、だれでも知っている名将から外交交渉を行った外交官まで、英雄たちの「その後」を大紹介。「秋山真之は宗教にはまった?」「旅順要塞司令官のステッセルは、茶の行商人になった?」など、英雄たちがたどった意外なエピソードが目白押し。「えーっ? この人こうなったの!?」と思わず唸ってしまう話が満載の歴史雑学読本。
目次
序章 5分でわかる!!日露戦争
第1章 日露戦争開戦!!仁川・旅順港奇襲にかけた男たち
第2章 両軍激突!!遼陽会戦・沙河会戦・黒溝台会戦・二〇三高地の英雄の「その後」
第3章 両軍六〇万人の決戦!!奉天会戦後の人間模様
第4章 ロシア艦隊壊滅!!日本海海戦を戦った提督たち
第5章 ポーツマス条約締結!!それぞれの人生の明暗
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょう君
16
「坂の上の雲」を休憩して読んだ(笑)司馬遼太郎の「明治」という国家の中での日露戦争の捉え方をさらに良く知るために、史実を勉強してみた・・日露戦争での旅順港閉鎖作戦で広瀬武夫が戦死した様子や、児玉源太郎が乃木希典に代わって203高地を攻めて旅順要塞を陥落させた第3軍の史実・・東郷平八郎を連合艦隊司令長官に抜てきした海軍大臣の山本権兵衛など、日露戦争の勝利に関わることが記述されている。それが司馬の小説にはどう書かれているか?「坂の上の雲」では・・2016/04/27
koba
7
★★★★☆
Tomoichi
6
日露戦争に関わる日露両国の軍人・政治家・民間人の略歴と「その後」をコンパクトにまとめたトリビア的な一冊。どうせマニアしか買わないんだからもう少し詳しくマニアックに歿年まで記して欲しかったな。2015/11/26
しらとり
3
内容があまりにも浅いです。これも「坂の上の雲」から日露戦争に興味を持ったので手を伸ばした本ですが、だからどうしたの?っていうエピソードばかりです。お時間のある方は話の種にはいいかもしれません。感動したり、考えさせられるようなことは一切ありませんでした。 2011/01/06
さぎいく
2
エピソードがしっかりと書かれていて、面白かったです2023/08/05