- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
知の宝庫「戦国時代」を題材に、停滞と拘束からいかに脱却するかを示唆した名著の復刊。巨大なる雑草・織田信長、不世出の補佐役・豊臣秀長、中国史に学ぶ「勝てる組織」など、歴史と現代を斬り結ぶ活力の書。
目次
第1章 知の宝庫「戦国」を読む(超高度成長期「戦国時代」;「戦国」―雑草的バイタリティーの生態;信長―非日本的、あまりに非日本的な例外)
第2章 日本史に学ぶ「組織」と「人間学」(不世出の補佐役―豊臣秀長;組織人としての「知謀の人」;「切れ者」の人間学)
第3章 中国史―万古不変の知恵(「世界帝国」を築いた三つの発想;「勝てる組織」とは何か)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっしー
19
歴史上の人物からみた組織論、つまり勝てる組織の話。不出生の補佐役である豊臣秀長、世界帝国を築いたジンギスカンの章が特に楽しめた。また、大量報復戦略、秘密警察、宗教の自由という三つのきわめて画期的な発想をジンギスカン一人が生み出したという事には驚いた。学問的にみても組織論の歴史が浅いことから、これから新たな考えが出てくる可能性は高いのだろう。2016/12/26
かいりゅ
9
久しぶりに堺屋太一さんの本を読みました。歴史の本というより、基本的に組織論の内容。著作にもある織田信長、羽柴秀吉、羽柴秀長、石田三成、ジンギスカンなどを具体例にして、「勝てる組織」の中でのリーダー論、参謀論、補佐役論などを独自の目線でわかりやすく論じている。2016/05/21
マネコ
6
前半はかなり有名な歴史の話が語られ退屈でしたが、石田三成の天下2分の構想についてはすごく引き込まれました。歴史作家らしく読みやすく戦国時代を中心に学べます。2019/11/17
読書忍
5
歴史上の人物から見る成功の法則、組織論にフォーカスした一冊。時代が変わっても人間の性質は変わることはないという前提から、現代にも行かせる理論を説くものでした。著者の官僚という略歴からも説得感のある内容であり、また時を置いて読みたいと思わせてくれます。この著者が書いた三成の小説(本書の中で何度も宣伝がw)も読んでみたいですね。2013/01/04
goi
4
勝てる組織のポイント。信長やチンギスハンのような強いリーダーシップを持ったトップ。秀長のような黒子に徹することのできる優秀なスタッフ、の二点。勝てる組織に所属する構成員は必ずしも幸福感を享受できる訳ではない、確かに。2016/10/31
-
- 電子書籍
- 霊名 イザヤ 角川文庫
-
- 電子書籍
- 森の魔女たち(1) ウィングス・コミッ…
-
- 電子書籍
- むこうぶち 高レート裏麻雀列伝 (10…
-
- 電子書籍
- M(エム) 文春文庫
-
- 電子書籍
- ららのいた夏 集英社文庫